森の幼稚園

「森の幼稚園」
 聖愛幼稚園は、平成18年度より森の活動を行っています。
 初夏には、田んぼの中に入って泥の感触を楽しみ、体も顔も泥だらけです。泥の中にはオタマジャクシがいっぱい。泥を両手ですくい上げてオタマジャクシをみつけて大喜びです。沢遊びでは、沢ガニをみつけこわごわ捕まえる子どももいます。
 秋にはサツマイモ掘りやミカン狩りに行ったり、バッタやカエルと遊んだり、木の実や木の葉をみつけたりして楽しみます。急な坂をよじ登ったり、滑り降りたりしながら森散策も楽しんでいます。        
 冬山ではカサカサという音を聞きながら枯葉の上を歩き回ったり、雪遊びをしたりして、四季折々の自然との触れ合いを楽しんでいます。
 幼児期に自然の中で心に響く体験をすることで、子どもたちは「いのち」の大切さを学び、自然を大切にする気持ちや、自分で考えて行動する力を養います。
幼児期にいろいろな自然体験の活動を通して、人格形成の基礎となる心情、意欲や感性を培い、感謝する心、探究心、忍耐力、協調性など、自主性や社会性が育っていきます。                  
身近な自然に親しみ、友達と関わりながら「おもしろいね」「もっとやりたい」「もっとしりたい」そのような子ども達の気持ちが生まれる保育を目指しています。

大自然の中で遊ぶことは動物としての「ヒト」の能力を高めることにもつながる。
都会の生活にない刺激を受けることは「生命力を高めるし、それは仕事をする時にも役立つはず」と医師・登山家 今井通子さんは述べています。                                 


幼児期はいろいろ具体的な体験を通して。人格の基礎となる心情・意欲・態度を培っていきます。